免疫の力でがんを治す患者の会|がん免疫細胞療法(免疫療法)の健全な発展を目指します

手記・S.N (患者家族)

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<プロフィール>
年齢:67歳
職業:主婦
癌腫と経過:食道がん(その後、脳転移)に対し、標準治療と免疫細胞療法を併用し、完全寛解。

2007年8月のことでした。専業主婦をしていた妻が食事のときに軽い違和感を訴え、医療機関を受診させたところ、食道がんと診断されました。

食道がんは、もはや手術ができない状態だったため、抗がん剤(シスプラチン、5FU)を投与し、更に放射線治療も併用しました。結果、食道がんは縮小したものの、副作用で苦しみ、二年後に脳転移が見つかりました(幸いにして、その後、脳転移は手術で摘出することができました)。

食道がんの治療法をインターネットで探していたところ、免疫細胞療法という治療法があることを知りました。副作用が少ないことと、標準治療とは違った作用でがんに対する効果があることが分かり、その後、標準治療(抗がん剤)と併用しながら治療を継続しました。抗がん剤の副作用は相変わらず辛かったですが、元気が出てくる印象はありました。結果、がんは完全寛解しました。

妻が食道がんになった時に、10年間生きたい、孫の顔を見たいという目標は達成できました。妻には100パーセント効果があったと思いますが、治療については免疫細胞療法について十分に理解して、納得したうえで行ってもらえればと思います。

2018年1月